今回のアメリカ大統領選挙で、興味深かったのは、何と言っても日本のマスコミの大失態ですね。
 

 

トランプの勝利を一年前から予測していた木村太郎氏以外はマスコミも、テレビのコメンテーターも、トランプのような人物が大統領になるのはあり得ないという前提に立っていました。
 

 

木村氏は、トランプの勝利を信じていた理由の一つとして、あるテレビ番組で「アメリカのマスコミはみんな民主党支持だからね、実際と違うから」と述べていましたね。
 

 

リベラル一辺倒のアメリカのマスコミのネタを、いまだGHQ洗脳優等生の日本のマスコミが垂れ流した結果、

トランプをキワモノのように捉えていた日本人も多かったと思います。
それが見事に覆った歴史的瞬間でした。
 


ところで、デイリー新潮に面白い記事が載っていました。それによると、なんと、ハーバード大学にも「隠れトランプ支持者」が大勢いたというのです。

 

 

日本でも、日本を愛する政治家への支持を発表すると、即、右翼などと認定されるので、隠れ〇〇支持者が大勢いると思いますが、あの自由の国の親玉のアメリカで、同じことが起きていたとは。
 

 

この「ハーバード大学」にも吹き荒れた「隠れトランプ旋風」の記事によれば、 「表現の自由」について学ぶクラスで、教授が「共和党の指名争いは、歴史上稀に見る恥ずべき状態」とし、トランプを「差別する人」、マイノリティを「差別される人」と表現したそうですが、それに不満を持った学生も抗議できなかったというのです。

 

 

なぜなら、 「一度、授業で同性婚に反対したことがある。授業が終わるとLGBT団体が僕の机まで来て、泣きながら抗議した。もううんざりだよ」だと。

 

 

これは、「差別された」と叫ぶ被害者団体の圧力に負け続けている日本と同じ構図ではありませんか。 
 

 

ハーバードを卒業した白人男性は、「僕らは自分の意見を自由に表明することができない」という。ポリティカル・コレクトネスが行き過ぎた現在のアメリカでは、白人男性であることはむしろ「原罪」なのだ、とさえいうのです。

 

 

日本も、日本人であるだけで、意見を言うとヘイトスピーチと認定される場合があるようになりましたが、正に、日本も、日本人であることが「原罪」だとする社会になってしまったのかもしれませんね。
 


ハーバード大学では、人種差別に抗議した黒人学生がロースクールのロビーを何カ月も占拠する事件があり、
学校側は黒人学生たちに撤去命令が出来ず、彼らが大量に貼り付けたポスターはそのままで、ロビー占拠に
抗議した白人至上主義の学生が、トランプのポスターを貼ると学校側によって瞬時に撤去された、というのです。

 

 

これに抗議しようものなら、“人種差別主義者”のレッテルを貼られまともに就職できないと言います。
白人インテリ層のなかにこういった不満がふつふつと堆積して、溜りに溜まった鬱憤が、トランプ旋風に一役買っ
たのではないか、と筆者は分析しています。

 


因みに、木村太郎氏は、トランプ大統領の誕生で、

 

 

 

○TPPは消滅する
 

○(駐留米軍が)いなくなることを前提に日本は一体どう
  するんだという議論を始めないといけない

 

○アメリカの核の傘はもう期待できないので、日本が自分で
考えるべきことになるだろう。

 

 

 

と、予測しています。
いよいよ、日本が、国として、自立できるチャンス到来ということになるのかどうか、ボールは私達に手渡されたのではありませんか。

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

以下デイリー新潮より一部引用
■「ハーバード大学」にも吹き荒れた「隠れトランプ旋風」(3)

 
 

 

 

粗野で無教養、差別意識を隠そうともしない南部の白人男性たち――そんなイメージで語られがちな共和党候補ドナルド・トランプ(70)の支持層だが、世界中の英知が集うハーバード大学にも、隠れた支持者たちはいる。昨年の夏から1年間、同大学のロースクール(法科大学院)に留学していた山口真由氏が、“隠れトランプ旋風”の実状を明かす。

  ***

 

 

さて、ここまでハーバードにおけるトランプ支持者の“思惑”に触れてきた。だが、トランプを支持していたのは彼らのような熱心な共和党支持者や、キリスト教徒だけなのだろうか。

 

 

私は思い出していた。ハーバード・ロースクールの友人であるケヴィンが、

 

 

「ヒラリーは信用できない。トランプの方がまだ信用できるよ」と、酔った勢いで呟いていたことを。

 

 

「表現の自由」について学ぶクラスで、リベラルな教授は言う。

 「共和党の指名争いは、歴史上稀に見る恥ずべき状態になっている」

 

 

トランプを「差別する人」、マイノリティを「差別される人」と表現した教授に対し、授業後の立ち話でケヴィンは不快感を隠そうとしなかった。

 

 

その決めつけこそが、ステレオタイプな差別だというのだ。

 

 

「すべての人がすべての人を差別していると言った偉人がいるけど、僕も同感だ。マイノリティだってある意味でトランプを“差別”しているんだと思う」と説く彼の言葉は、ハーバード生だけあって説得力がある。そこで私が、

 「なぜ、授業中に教授に反論しなかったの?」と聞くと、

 

 

「一度、授業で同性婚に反対したことがある。授業が終わるとLGBT団体が僕の机まで来て、泣きながら抗議した。“あなたは私たちのことを嫌いなのね。だから、差別するのね”って。もううんざりだよ」

 


■「差別主義者」のレッテル

 

 

 

ハーバードを卒業した白人男性は、「僕らは自分の意見を自由に表明することができない」という。ポリティカル・コレクトネスが行き過ぎた現在のアメリカでは、白人男性であることはむしろ「原罪」なのだ。努力して好成績を修めても、「優遇されてるからでしょ」と批判されることもあるという。下手に反論すれば「差別主義者」のレッテルを貼られてしまう。

 

 

私の留学中に、人種差別に抗議した黒人学生がロースクールのロビーを何カ月も占拠する事件があった。学校側は黒人学生たちに「どきなさい」とは言わないし、彼らが大量に貼り付けたポスターもそのままだ。にもかかわらず、ロビー占拠に抗議した白人至上主義の学生が、トランプのポスターを貼ると学校側によって瞬時に撤去された。

 

 

親しくなったハーバードの学生たちも「ロビーを自由に使いたい。占拠はやり過ぎだ」と口を揃えていた。

 

 

だが、どうして学校側に抗議しないのか尋ねると、

 

 

「自分が矢面に立って“人種差別主義者”のレッテルを貼られたら、この国ではまともに就職できないよ」とあきらめ顔。

 

 

ケヴィンも酔った席での戯言を除いてオフィシャルにトランプ支持を表明することはない。

 

 

ポリティカル・コレクトネスが何より重んじられるアメリカ。インテリ層がこれを間違うと大変なことになる。信用を失い、名誉を失い、将来を失う。

 

 

トランプ支持を堂々と表明できる、粗野で素朴な南部の白人男性たちはよい。それを公表できない白人インテリ層のなかにこそ、ふつふつと不満が堆積していたのかもしれない。そして、溜りに溜まった鬱憤が、トランプ旋風に一役買ったのではないか。

 

 

 

■アメリカが抱える闇

 

 

 

そう考えると、突然の大失速にも説明がつく。

 

 

皆さんはトランプが批判の集中砲火を浴びたビデオについて、少し疑問に思われなかっただろうか。

 

 

確かに、下品極まりない内容だ。放送禁止用語の連発である。しかし、11年前の「ロッカールーム・トーク」が、これまで散々、暴言を吐いてきたトランプをここまで追い込むものだろうか。「輪姦は元気な証拠」、「女性は産む機械」等々、日本の政治家だって失言を繰り返してきたではないか。

 

 

このトランプのロッカールーム・トークに関する、ハーバードの男子学生たちの見解は興味深い。

 

 

トランプが移民を差別し、中国人を敵視しようと、コアなトランプ支持層(主に白人男性)にとって、それは「他者」に対する攻撃だ。どこかの知らない誰かが、トランプの餌食にされているくらいのことだった。

 

 

だが、今回は違った。

既婚女性を誘惑したことを、実名を出して告げ、その直後、ブロンドの美しい白人女性にエスコートされる。彼女の肩に手を置くトランプの締まりのない顔を見た時、彼らは一様に生々しさを覚えたらしい。

 

 

ギラギラとしたトランプの視線の先にいる白人女性が、自分の恋人や妹、妻や娘と重なった。その瞬間、トランプのむき出しの欲望が自分の愛する家族に向けられたような気持ちになった。彼らはそれに生理的嫌悪感を禁じ得なかったと言うのである。

 

 

トランプの「他者」に対する攻撃は、ポリティカル・コレクトネスに疲れ切った人々にとって、ある意味で爽快だったのかもしれない。しかし、「自分の守るべき家族」がトランプの欲望の射程に入っていると知ったとき、共和党のインテリ層の知的な思惑は、「気持ち悪っ……」という感情的な反発の前に、脆くも崩れ去ったのである。

 

 

トランプ現象の爆発的な広がりと、あからさまな失速はこう説明できる。

 

 

アメリカの行き過ぎたポリティカル・コレクトネスに反発したインテリ層は、自分たちが決して口にできない言葉を連発するトランプに喝采を送った。しかし、結局は、著しくポリティカル・コレクトネスに欠けるトランプの俗物性に耐えられなかった。

 

 

トランプを支持した、ハーバードのインテリ層の思惑は、彼らの人間としての感情に勝てなかったとも言える。

 

 

移民や女性への差別、格差問題に加え、インテリ層の抱える苦悩まで炙り出したトランプ旋風。

 

 

果たして、アメリカが抱える闇を余すところなく暴いたのだろうか。

 

 ***

 

 

 

特別読物「民主党の牙城『ハーバード大学』にも吹き荒れた『隠れトランプ』旋風――山口真由(弁護士)」より

 

 

 

山口真由(やまぐち・まゆ)


1983年生まれ。東京大学法学部在学中に司法試験と国家公務員1種に合格。首席卒業し、財務官僚を経て2009年から弁護士。2015年夏からハーバード大学ロースクールに留学し、2016年8月に帰国。著書に『いいエリート、わるいエリート』など。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161109-00514398-shincho-int

 

 

 

 

 引用終わり

 

 

 

 

 

>行き過ぎたポリティカル・コレクトネス

(政治的正しさ)

 

 

 

に日本と同じ構図である。

 

真面目な大半の納税者「マジョリティ」に

 

発言権はない。

 

日本人を優先してくれ、と言えば「レイシスト」と

 

罵られる。

 

表立って「桜井誠」を支持する、などと言えば

 

「差別主義者」のレッテルを貼られ、社会から攻撃される。

 

日本にも「マジョリティ」の言論の自由は、無いのである。

 

マイノリティは堂々と発言し、マスコミも同調する。

 

中学生の娘は、学校から帰ると

 

「トランプ」が当選したから「戦争」になるの?

 

と真顔で聞いてきた。

 

学校は一体何を教えているのか?

 

非常に不愉快に思った。

 

マイノリティは堂々と、マジョリティはこそこそと

 

そんな層が安倍政権を支えているのかもしれない。

 

民進・共産党の支持率を見れば、何となく理解できる。

 

 

 

 

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